この度、雄勝硯伝統産業会館の企画展示室にて、企画展「おがつの祭り」と題しまして、雄勝法印神楽と葉山神社を中心に、各浜の神社とそこで守り継がれてきた祭典や芸能について、古くからの歴史や震災前の姿だけでなく、震災後の歩みと、コロナ禍における“今”を記録に残し、皆様と共有・発信する展示会を開催させて頂くこととなりました。
【開催期間】
令和4年2月27日(日)~令和4年3月21日(月)9:00〜16:30
【企画内容】
■雄勝法印神楽に関する展示
実物の神楽舞台・道具・演目解説・古文書・写真など
■葉山神社の再建に関する展示
宮大工の図面・震災前後の写真・神事の資料など
■震災後を中心とした各浜の神社と祭典に関する展示
記録写真・映像・資料など
■一般募集した震災前の写真と映像の展示
おがつの祭りを綴り繋ぐプロジェクト
■雄勝の芸能団体が復活を遂げるまでの展示
おがつの芸祭鼓舞や各団体の写真など
3月13日(日)10:00〜14:00
雄勝法印神楽保存会・雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連
雄勝町伊達の黑船太鼓保存会を予定
https://ogatsu-kobu.blogspot.com/2022/03/2022313.html
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休日や夜間に有志で集まり、全ての展示物を手作りしております。毎週少しずつ展示を充実させていく予定ですので、ぜひ繰り返し会場にお越し頂けると幸いです。至らない点も多々あるかと思いますが、皆様からのご意見も反映させながら、地域と共に作り上げていきたいと考えておりますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
一般募集している「おがつの祭りを綴り紡ぐプロジェクト」のチラシ
宮城に息づく⺠俗芸能 −浜の暮らしと祈り編−
【3月5日(土)オンライン配信イベント】
宮城県地域文化遺産復興プロジェクト実行委員会と連携し、文化庁の無形文化遺産普及啓発事業「宮城に息づく⺠俗芸能−浜の暮らしと祈り編−」の一環として、雄勝法印神楽の生配信イベントを実施する運びとなりました。なお、こちらは宮城県制150周年記念事業としても広く周知して頂いております。ぜひご視聴ください。
令和4年3月5日(土)13:00〜15:00
↓下記URLにアクセスしてご視聴下さい↓(webex)
参加無料・定員300名
第一部 基調講演「宮城における浜の民俗芸能」
出演:笠原 信男氏(前東北歴史博物館長)
第二部 映像鑑賞「震災前後の暮らしと芸能」
出演:宮城県沿岸部の民俗芸能団体
第三部 展示解説と舞台上演
展示解説:おがつの芸祭鼓舞実行委員会
舞台上演:雄勝法印神楽保存会「日本武尊」
***
宮城には人々のくらしの中に息づいてきた豊かな文化があります。地域の祭礼や行事の中で,その信仰とともに伝えられてきた民俗芸能も,その一つと言えるでしょう。
本展示会では、宮城県の沿岸部で伝えられてきた民俗芸能をパネルと実物資料でご紹介します。
まずはパネル展示として、現在宮城県内で活動している国・県・市町村指定の無形民俗文化財のうち、その所在地(大字)の境界が海に接しているものをピックアップしてご紹介します。暮らしの中に息づき、今日まで伝承されてきた多彩な芸能の数々をご覧下さい。
次に実物資料展示として,企画展「おがつの祭り 雄勝法印神楽 〜過去・現在・未来をつなぐもの〜」と題し、重要無形民俗文化財「雄勝法印神楽」に関する資料を展示します。神楽が浜に暮らす人々の祈りの表現として、そして何より楽しみとして今日まで受け継がれてきたことに、思いを馳せていただければ幸いです。
宮城県地域文化遺産復興プロジェクト実行委員会
(会場展示パネルより抜粋)